頭痛

薬局で一番売れているのが頭痛薬だと言われていますが、頭痛で悩んでいる方は多いと思います。
現代医学では頭痛の原因を大きく二つあると考えています。

①血管が拡張してその周囲の神経を刺激して起きる
②脳のある部分に神経の興奮が起きることで発生する

頭痛を抱える老人脳や全身の重大な病気が原因になっている頭痛は
別にして、偏頭痛などの慢性頭痛は東洋医学が得意
とする疾患です。

東洋医学の考え方で頭痛の原因をつきつめていくと
内蔵の冷えにぶつかります。
冷えは文字通り通常より温度が低い状態ですが、
機能低下が伴います。

 

特に体の中心の冷えは見過ごされやすいので、理由がわからないまま苦しむことになってしまいます。

大抵は肝臓・胆嚢を含めた消化器系の冷えが頭痛の原因としては多いのですが、
中には腎臓を含めた泌尿器系、更に拡げて循環器系の異常が原因になっていることがあります。
脱水症状や血圧が上がった時の頭痛は泌尿器・循環器系の頭痛と言えるでしょう。

こうした冷えによる頭痛は、経絡(つぼのつながり)を通して治療することができます。
経絡は左右それぞれ12本走っています。
頭痛に関連する経絡は、主に胃経、胆経、肝経、膀胱経の4本です。

胃経は顔面部、胆経は側頭部、肝経は頭頂部、膀胱経は後頭部の痛みになります。
12本の経絡は必ず手か足の先まで通じています。
ですから、頭痛のある場所から何の経絡かを判断し手足のつぼで治療します。

鍼灸などの治療では、頭が痛いからと頭に鍼や灸をすることはあまりしません。
経絡がわかればつぼのつながりを生かして、手足のつぼで治します。
たとえば顔面部の頭痛は胃の冷えですから、足の胃経のつぼを使い胃を温めて治します。

薬現代医学では、頭痛を頭の神経の異常と考えて、
頭の神経を何とかしようと考えます。

そして頭の神経をブロックする薬を投与します。
これは簡単に言うと神経を殺してしまうんですね。

東洋医学の古い文献では薬のことを「毒薬」と
言っています。

薬には必ず副作用があるということを言っています。
漢方薬も例外ではありません。

以前に「買ってはいけない・・・」シリーズという言う本が出ていましたが、
ある有名な頭痛薬の名称は「脳が死ぬ・・」「バカになる・・」という言葉をもじってつけた
ということが書いてあったと記憶しています。
ホントかウソか知りませんが、すぐに効く薬はそれだけ副作用が強く、気をつけたほうが良い
ということでしょう。

頭痛を抱える女性慢性化した頭痛は、それだけ長い年月積み重ねた原因が
横たわっていますから、東洋医学でも、治るまでに
それなりの時間がかかります。

治療を受けて一時的に頭痛がおさまっても、
中心の冷えが治らないとすぐに再発します。

暑いのも寒いのも苦手だという方の頭痛は、
体の中心が冷えていますから、
時間をかけて気長に治療することをお勧めします。

 

 

当院では鍼や灸による治療もいたしますが、早く効果が出て体の中心まで刺激が届く気功治療を中心に
施術しています。

副作用も痛みもありません。是非一度お試し下さい。