ストレス

ストレス東洋医学の古典には現代で言うストレスに対応する言葉は特に見あたりません。精神的、肉体的に自分が不快だと感じることがストレスだと定義すると、診断法の中にストレスに関係する内容が含まれています。

診断の一つの方法は、病気になった原因を探る時、内因、外因、不内外因の三つに分けて調べます。

内因は、怒・喜・憂・悲・思・恐・驚。外因は、風・寒・暑・湿・燥・火。不内外因は、飲食・労働・外傷など。

つまり、私たちの日常生活に関わることほぼすべてが病気の原因になると考えます。

 

現代医学の一説では、病気の原因の7割がストレスだという報告があります。東洋医学では100%ストレスだと言っているように思われます。

秋のおとずれ
内因は精神的ストレスですし、外因は気候の変化による肉体的ストレスです。不内外因は日常生活による肉体的ストレスと言うことになります。

現代の精神医学ではストレスの治療法はいろいろあるようですが、ほとんどが精神的なものと思われます。

東洋医学では、日常生活のすべてが病気の原因になりうると考えますし、
肉体と精神は陽と陰で分けることができないとします。

ですから精神的病を肉体を治療することで治せますし、
精神のバランスを整えることで肉体的病を治すことが出来ます。

先人たちの知恵は、養生法としてまとめられました。
最近コマーシャルで言われるように「未病を治す」と言うのは養生法になります。
病気になる前に病気のしるしをいち早く発見して治すのが良い医者のつとめだと書いてあります。

居眠り
養生法では、自然の動きに合わせた生活をすることと、心にわだかまりを持たずに生活するという二つが基本であると教えています。

これはストレスのない生活と言うことができます。
この基本に従った生活が出来れば病気にかからないのでしょう。

 

しかし、現代社会では様々な出来事が次から次へと起きます。
その中で養生法に従う生活はなかなかできるものではありません。

病気になってからでは治すのに時間がかかります。
病気になりそうだなと感じたら早めに当院へご相談下さい。